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火山灰対策に必要なグッズ

富士山が噴火すると、かなり広範囲に火山灰が降ることが予想されます。細かい粉塵でなにかと厄介な火山灰ですから、降灰中は屋内で避けるようにして、降っていない時に積もった火山灰の始末をしなければなりません。火山灰は、普通の灰とは違って一つ一つの粒が細かく尖ったガラス片のようなものなので、土埃のように拭き取ると傷をつけてしまうこともありますし、水を含んで重くなる性質があるので、簡単に水をかけて流せるようなものではありません。効率よく火山灰対策を行うには、適したグッズを持っていると便利です。

また、長期にわたる降灰の間、できるだけ無駄に外出しなくてもいいように、ある程度家で過ごせるような準備もしておくことが必要です。場合によってはライフラインが止まることもあり得ますし、道路が封鎖されて商品の供給が滞ることで、店から物がなくなってしまうことも考えられます。最低3日間程度は困らないように、食料品なども蓄えておくようにしましょう。


 

 
 

降灰に備えて備蓄しておきたいもの

火山灰は、少々であれば健康被害を及ぼすようなものではないので、降っている間外出ができないわけではありませんが、降灰の激しい間はできるだけ家で過ごしたほうが無難です。道が滑りやすく視界も悪くなるので車や自転車の運転も危険ですし、道路の封鎖や信号機の故障などで周囲が混乱していることも考えられます。少なくとも数日間は家で過ごすことができるように、食料品などは普段から備蓄しておくようにしましょう。

例えば、水であれば1人あたり1日に2.5リットル程度必要になりますから、4人家族の場合で1日に10リットル。3日で30リットルの備蓄が望ましいといえます。しかもこれは飲み水だけで、他にもトイレを流したり手を洗ったりするための水が必要になりますから、普段から風呂の残り湯はとっておくようにしたり、雨水を貯めるタンクを検討してみるのもいいでしょう。飲み水の30リットルも、保存用として買い置きするにはかなりの量なので、ウォーターサーバーなどを利用していれば、その交換用の水を備蓄用として使うこともできて便利です。
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また、食料なども普段からある程度保存のきくものは買い置きしておいて、古いものから消費していくようにすると、自然にある程度食料が備蓄されていきます。火山が噴火して火山灰が降る可能性がある場合には、ある程度の時間がたってから停電やライフラインへの障害が現れるかもしれませんので、冷蔵庫の中の保存のきかない肉や魚などは、早めに火を通して日持ちしやすいように加工してしまうのもいいでしょう。
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その他、ライフラインの障害などに備えて、いわゆる非常持ち出し袋に入っている用のものは一式用意しておくと安心です。ライトや手回し式の充電器、ラジオ、軍手、ライター、電池、救急セット、給水バッグなど、いざというときには避難できるように、ひとまとめにしておくとよいでしょう。また、ATMが使えなくなることも考えられるので、ある程度の現金は身に付けておくようにします。
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降った火山灰の処理に役立つもの

火山灰の除去作業降った火山灰は、そのままにしておくと歩くたびに舞い上がって目や口に入ったり、屋根の上で重量を増して家を倒壊させたりする危険性があるので、その都度掃除をすることが必要です。降灰が終わってもある程度は空気中に漂っているものも多いため、こまめに掃除をしても完全に排除することは難しいのですが、少しずつでも火山灰を取り除いていくことが快適な生活につながります。ただし、火山灰は拭き掃除などをするとその下の家具や車などに傷をつけてしまうこともあるので、掃除の方法には注意が必要です。

まず必要になるのは、外の火山灰を処理するためのスコップや竹箒。また、細かい火山灰が舞い上がらないようにするために、ジョウロなどで水をかけてから掃除をするといいでしょう。外に出るときには必ず防塵マスクをして、降灰の程度によってはゴーグルも着用します。目に火山灰が入った時に、角膜を痛める恐れがあるのでコンタクトレンズは使わず、できるだけメガネで過ごすようにしましょう。マスクやゴーグルは、噴火してからでは品切れになる可能性があるので、富士山の噴火で大量の降灰が予想される地域の人は、事前に買っておくことをおすすめします。
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また、火山灰の掃除でやくにたつのが高圧洗浄機です。火山灰は水を含むと重くなって流れにくくなりますし、拭き取ることもできないので、高圧洗浄機で勢いよく流してしまうのが簡単です。最近では家庭用に手軽に使える高圧洗浄機もありますし、普段の掃除でも便利に使えるので持っておいて損はないかもしれません。ただし、火山灰の掃除に使うときには、流した火山灰で溝が詰まることのないように、排水溝などをこまめに掃除することも忘れずに。
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降ってきたり舞い上がったりした火山灰は、衣類に付着しやすくなりますので、外での作業を行うときは繊維に火山灰の粒子が入り込みやすいような衣類は避けたほうが無難です。つるつるした生地の服か、あればレインコートに長靴などで作業を行うと、家に入る前に火山灰が落としやすく、屋内に持ち込む火山灰が少なくなります。レインコートや長靴なども、普段から準備しておくようにしましょう。
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